別記事「このブログについて」で書いたように、このブログは長男の学習記録を中心とした子育て日記です。
父親が勉強について、母親が軽度発達障害(ADHD)について書いていますが、ときには逆になることも。
子育てがテーマなので、登場するほとんどの人間は家族です。
長男(小学3年生)
東京都内の公立小学校に通う歴史好きの男の子。
外遊びや体を動かすことが大好きですが、スポーツはあまり得意ではありません。運動会の徒競走は4人中3位といったところ。
軽度発達障害(ADHD)の診断が下っており、小学校では週に一、二時間ほど通級に通っています。
勉強が苦手な小学1年生
長男は小学1年生のころ、勉強がとても苦手でした。
就学までは勉強不要と親の私たちが考えていたせいで、読み書きがまったくできない状態で1年生になりました。加えて早生まれ。
それまでたくさん褒められて育ってきた長男は、授業でガツンと自尊心を打ち砕かれることになります。
先生の言っていることがわからない。一時期は補助の先生がつきっきりの状態でした。一対一であればなんとか話も聞けるのですが、集団に対する声掛けはうまく耳に入ってこないようでした。
1年生の二学期の頃は、「どうせ俺は勉強ができないんだ!」と自暴自棄になり、宿題をビリビリ破いたこともありました。
※詳しくはこちらをご覧ください。
勉強に取り組むようになった小学2年生
宿題もままならない状態でしたから、一応四谷大塚の通信教材を取っていたものの、一切開くこともないまま二年生へ。
二年生になっても相変わらず先生の声が耳に届かない子でしたが、家で少しずつ補習をするようになりました。
二年生の夏休みに、四谷大塚の12月号に取り組んでいました。なぜそんなこと覚えているかというと、学校から帰ってきた長男が悔しがっていたから。
学童で長男が四谷大塚のプリントをやっていると、一人のクラスメイトが、「まだ一年生の勉強やっているのかよ」とバカにしてきたと言うのです。
これがきっかけというわけでもないですが、この頃から少しずつ長男の勉強のペースが上がってきました。
四谷大塚の教材も、秋からひと月で2ヶ月分進むようになっていきます。小学校のはじめに悔しい思いをした分、勉強ができるようになるのが自信になっている様子。
2年生の終わりには、「学校の勉強は簡単過ぎる」とえらそうに言うようになりました。
勉強に苦手意識がなくなった小学3年生
小学3年の現在、学校の勉強で困ることはなくなりました。
相変わらず授業中はぼんやり別のことを考えているので、通知表の成績はあまりよくありませんが、特に算数についてはクラスメイトに教えてあげることもあるようです。
1年生の頃を思えば、まさに隔世の感があります。
肝心の長男はその当時のことをあまり覚えていないようで、「え?俺、勉強できなかった??」と真顔で聞いてきます。
「一年生のころのあなたはね」と、妻が当時の荒れ具合を説明すると、ちょっと恥ずかしそうに「そんなことあったかなあ、、」と顔を赤くしています。