算数ができる子に育てる:「=(等号・イコール)」の意味

NO IMAGE

計算記号の中でも、「=(等号・イコール)」は、加減乗除(+、-、×、÷)と並んで、最も重要なものです。

しかし小学校の算数では、あまり時間をとって説明しません。等号という名前も覚えていない小学生がほとんどだと思います。

等号の定義

等号の定義は、「等号の左右は等価である」ということです。小学生向けに簡単に説明すると、「等号の左右には同じ数が入る」ということですね。

たとえば、

4=4

100=100

4-1=4-1

3×5=3×5

など、左右が明らかに同じものもあれば、

4-1=3

10÷2=5

など、計算結果が等しいものもあります。

「左右が等価である」という定義を忘れがち

なぜこんな当たり前の話をするかというと、学校で算数の勉強を普通にしていると、等号の定義を忘れてしまうからです。

計算ドリルには、

4+4=

15-8=

10×5=

40÷8=

という形で問題が書かれています。そのため、多くの小学生は、「=の左側に問題が書いてあって、=の右側に答えを書く」。そう考えています。

しかしこれは等号の本質ではありません。等号の定義は、あくまで「左右が等価」。それだけです。

子どもには等号の意味をできるだけきちんと理解してもらいたかったので、我が家ではこんな問題をよく出していました。

?=3

5+?=5+3

2+?=3+4

子どもにはよく、「等号はバランスをとらないといけない。右が重すぎても駄目だし、左が重すぎても駄目」という説明で、等号の持つイメージを伝えていました。

なぜ等号の理解が重要なのか

はじめのうちは、等号の意味がわからなくても困ることはまずありません。

しかし、学年が上がるにつれてわかりにくい点が出てきます。たとえば「移項」です。

等号の左右が等価だというイメージが持てないと、「移項」も理屈がわかりません。

その結果、「等号の反対側に数字を持ってくるときは、プラスとマイナスを逆にする」という理解ではなく、やり方に頼った問題の解き方になってしまうのです。

算数ができる子に育てるカテゴリの最新記事