子どもの年齢に合わせてコミュニケーションを変えることの難しさと大切さ

子どもの年齢に合わせてコミュニケーションを変えることの難しさと大切さ

長男が中学受験の勉強を中断してから、二週間が過ぎました。

※勉強中断について書いた記事

中学受験の勉強を一時的に中断する

 

ただ、中断と言いつつ、長男にとっては初めての模試が先週末にありました。四谷大塚の全国統一小学生テストです。

※四谷大塚の全国統一小学生テストについて書いた記事

四谷大塚の全国統一小学生テスト。小学3年生の息子が初めて受験した感想。

 

その日の夜、長男とゆっくり話をしました。テストを受けてどんなことを考えたのか。これから中学受験に向けて勉強を再開する気があるのか。

 

正直、中学受験はしなくていいかな、という気持ちに父母ともになりつつあります。ADHDの長男にとっては、勉強よりも他にすべきことがあるのではないか。そう思うようになってきました。

ただ、彼の気持ちが知りたかったのです。

長男のあいまいな態度

ある程度、予想はしていましたが、、、。はっきりしません。

 

父「これからどうしようかねえ。パパはさ、そんなに勉強しなくてもいいと思うんだ。学校の勉強はしっかりできるようになったし、それで十分だよ」

長男「うーん、、、、」

父「勉強したいの?」

長男「普通」

父「普通ってなに?」

長男「したいわけでもしたくないわけでもないってこと」

嘘をつくことができない

よくも悪くも、彼は嘘をつくことができません。

我が家の4歳の次男ですら、相手の顔色をうかがって回答を変えますが、長男は昔から本当に正直。心の中にある言葉をそのまま口に出してきます。

 

こんな性格は、とてもいいなと思う反面、困ることもあります。

できるだけ子どもの気持ちをくんであげたいと思うのですが、「普通」と言われると、、、。

どうしていいかわからなくなってしまうのです。

勉強中断は継続することに

父「それなら、勉強する?しない?」

長男「、、、する」

父「なんでするの?なんのために勉強するの?それをしっかり考えてる?」

長男「理由なんてない。するからする」

 

まあ小3ですから。こういうコミュニケーションになるのも仕方ありません。

結局、予定通り一ヶ月中断することにしました。11/22にもう一度長男と話をして、意志が変わらなければ再開します。

小3にふさわしい扱いってなんだろう?

話が終わったあと、ふと思いました。

「父親として、小学3年生の子どもにふさわしいコミュニケーションをとってきたのかな、、」と。

 

必要以上に子どもとして、大人として扱っていたのではないか。

そんなことを考えました。

普段は子ども扱い

長男はADHDに起因する不安障害で、小3の初夏まで一人で通学することができませんでした。

当然一人で遊びに出かけるのも無理。「友達と公園で遊びたい!」とせがまれたときは、いつも私か妻が公園まで付き添っていました。

 

「〇〇君と遊びに行ってきまーす」とランドセルを放り投げて、外に飛び出していくようになったのは、ごく最近のことです。

親は親で、一人で外出するなんて大丈夫かな、、と小3の息子に対してドキドキ(笑)。

 

そんな事情もあり、我が家では長男を年齢以上に子ども扱いしてきたのだと思います。

受験勉強は大人扱い

しかし、普段子ども扱いしている反動なのか、勉強については、必要以上に大人な態度を求めてしまっていた気がします。

 

「何のために勉強をするのか?」と問うてみたり。

そんなのわかるわけないですよね、、、。自分のセリフに赤面してしまいます。

 

今思えば、「中学受験がすべて。落ちたら意味がなくなる」という長男の言葉も、私の態度が原因なのかもしれません。

学歴が重要という話はしていませんが、「将来やりたいことをやるために勉強しよう」とはよく言っていました。

 

でも、当面の目標が中学受験なら、「中学受験に失敗すると、やりたいことができなくなる」と思うのも当然です。

勉強できるってカッコいい!

アニメを見れば怪盗になりたいと言いだし、割り箸と輪ゴムで弓矢を作り、「これで警察が来ても大丈夫」と誇らしげに言う。それが今の長男です。

早生まれだし、ADHDだし、少し子供っぽいところはあるにせよ、小3なんて、大体こんなものですよね。

それをしっかり親が理解してあげないと。

 

勉強だって同じかもしれません。

今がんばって勉強をする理由。もっともらしいことはいくらでも言えます。将来に役立つからとか、可能性を広げるためとか。

でも、それが小学三年生にふさわしいコミュニケーションなのか。

 

そんなことより、「勉強できるってカッコいいじゃない!だからパパと一緒にやろうよ!!」と。それでいいのかもしれない。

スポーツ選手や人気Youtuberがカッコいいように、勉強ができるってカッコいい。それでいいじゃないか。

そんなことを考えました。

小3男子には、小3男子なりの世界観がある

そう言ったら、長男はなんと答えるだろう?

「じゃあ、勉強ができないとカッコ悪いということ?」と問い返すかもしれません。いかにも言いそうです。

 

でも、たとえばサッカー選手を目指してがんばってきた人が、結局なれなかった。それはカッコ悪いことなのか?

実はこれは父親の私自身の話です。本当に大きな挫折でしたが、今振り返ればそのときの経験は大きな糧になっています。

 

しかし、こういうことを長男にもっともらしく伝えるのもまた違うのでしょう。親としては、挫折が糧になることがわかっていれば十分。

小3男子には、小3男子なりの世界観があり、それを親の私たちが受け入れる必要がある。

 

そんなことをあと二週間、考えてみようと思います。

 

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