ローマ字の練習とADHDの関係

ローマ字の練習とADHDの関係

最近、学校でローマ字を学んでいる小3の長男。

大苦戦です、、、、。

 

ここ一年で、すっかり勉強できるキャラになった長男(ただし家庭だけの話。学校では相変わらずぼんやりさん扱い)。

久しぶりに、勉強ができない姿を見ることになりました。

 

そして、あらためて、この子はADHDなんだな、、、と。

ローマ字の学習は、ADHD男子の苦手な要素が満載だったのです。

なぜ大文字と小文字があるの?

苦手なことの1つ目は、大文字と小文字です。Aとa。Bとb。

 

長男は、同じ意味のものが2つあると混乱してしまいます。たとえば「7日」という文字。「なのか」とも読めるし「しちにち」とも読める。

その場の状況に合わせて使い分けるということを、自然に学んでいくわけですが、この「その場の状況にあわせて」というのが、長男はとても苦手なのです。

 

これはADHDの特性のひとつだと感じます。

小3になってずいぶん成長しましたが、小2の頃は、これだけでイライラ。勉強にならないこともありました。

なぜいろいろな形があるの?

文字の形も長男を悩ませます。たとえばGoogleで「a 小文字」と検索すると、こんな検索結果が出てきます。

小文字a

 

微妙に形が違いますよね。これも混乱の元なのです。

どれをお手本にすべきかわからない。長男はストライクゾーンが狭いというか、「これが正しい」というものがはっきりしないのが苦手です。

曖昧さをなかなか許容できないのです。

綴りの法則性がない

極めつけがこれです。ローマ字は、一見きれいな法則性があるようですが、細かく見ていくと説明が難しい部分があります。

たとえば、「はひふへほ」。ローマ字で書くとどうなるかというと、「HA HI HU HE HO」。

 

これも間違いではありません。だけど、一般的には「ふ」だけ「FU」にしますよね。

こちらはヘボン式の書き方ですが、長男にとっては?マークが3つつくくらい意味がわからない。「なぜ『ふ』だけ違うの???」となってしまうわけです。

ADHD男子のローマ字習得術

まずは混乱させないことが大切です。我が家では一旦小文字は捨てました。今は長男がより馴染みのある、大文字だけを徹底的に練習しています。

また、「はひふへほ」は、「HA HI HU HE HO」だけ覚えさせます。

 

ただ、「FUという書き方もあるんだよ。今は覚えなくていいけどね」と伝えるようにはしています。

例外があるということをきちんと説明しておかないと、それはそれで混乱してしまうので。

 

また、書き順は一切無視。とにかく書ければよいものとしています。

ただ、書き順を気にしたほうが間違えにくくなる文字もありますよね。

「N」などがいい例ですが、鏡写しの形で書いてしまう子は多いです。これは書き順を気にすることで防げるので、こういうものだけは積極的に長男に伝えるようにしています。

得意・不得意の凸凹

このブログで何度も話題にしていることですが、ADHDの特性は、日常生活における凸凹の多さで表すことができます。

得意不得意がはっきりしており、またそれを簡単には矯正できないのです。

 

難しいのは、頭ではわかっているけれど、いざ息子の姿を目の前にすると、つい忘れてしまうこと。

今回のローマ字学習は、久しぶりに息子のADHD的な部分を見る機会になりましたが、思い出す意味でとても良かったと思っています。

辛抱強く付き合っていかないとですね。

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