中学受験に関しては全くのど素人の私。こちらの記事でも書きましたが受験生の親としての覚悟はまだまだ出来ていません。
3年生の夏休みも終わり。そろそろ情報を集めないと!と、こちらの本を買ってみました。
初めて足を踏み入れる中学受験の世界。広告までもが新鮮
表紙をめくると表紙裏には制服を着たお姉さん。芦田愛菜ちゃんの早稲田アカデミーの広告です。
女性は「未来の理想形」を目にするとモチベーションが高まりやすいそうです。確かに芦田愛菜ちゃんを見てその気になってきました。単純。
”共働きだからうまくいかない”という思い込みを捨てましょう
1ページ目。「中学受験十人十色」と題して、本書に記載の受験エピソードを抜粋しています。
そもそも親に手取り足取り勉強の面倒を見てもらわなくてはならない子が、有名中学に合格できるのでしょうか。
有名中学に合格させた親の多くが”子供につきっきりで受験していたら息が詰まっていたかも”と振り返っています。
まずは”共働きだからうまくいかない”という思い込みを捨てましょう。
これは・・・共働きでも大丈夫という話なのだと思います。しかし、あまりにつきっきりの我が家の現状を思い、いきなりブルーな気持ちに。。
「プレジデントFamily 中学受験大百科」その中身は?
ようやく2ページ目。目次までやってきました!
この本・・・120ページ目までありますが最後まで読み進められるのでしょうか笑
目次の中で私が特に気になった特集はこちら。
- 巻頭スペシャル:渋渋、豊島岡、駒東「首席」の子に会ってきました
- 超難関中学に合格した129家族インタビュー
- お宅拝見!今日からマネできる工夫がいっぱい 合格家庭の秘密を大公開「わが子を支えた母の技は?」
- 忙しい親ほど子供は伸びる!?共働きの悩みすべて解決します
- 「算数ができる子のママ」には、素晴らしい特徴が2つある
- オール公立中高一貫校、有名大学合格者数一覧
<1章 合格家族編>
<2章 合格家族編>
<3章 学校選び編>
他には難関大学への合格率が高い高校一覧・得点力アップするためには?などもありましたが、まずは中学受験の世界を知ることから始めます。
名門校の首席の子供は顔が違う、親も違う!
特集名:巻頭スペシャル:渋渋、豊島岡、駒東「首席」の子に会ってきました
一目で納得。
渋渋首席・特待生の男の子。完全にデキる子の顔つきです。
目はキラキラ。期待に満ちた好奇心いっぱいの顔。口角が上がっていて、性格も良さそう。
パーフェクト・・。
渋渋は国際色豊かな学校なんですね〜。
親からはよく「3歩先を見て行動しなさい」と指摘されます。
( ゚д゚) ・・・ 3歩先、、、、私なんて一歩先の自分のことで精一杯なのに!!3歩歩いたら忘れてしまうのに!!
本当に、できる子は親も違うのですね。
その後、豊島岡女子学園中学校・駒場東邦高等学校の子と続きますが、どの子もいい顔してます。
みんなしっかりと学校の魅力を感じて選んで進学しているのだなぁ。
学校研究することでモチベーションも高まるのでしょうね。
灘、桜蔭、開成、筑駒。合格家庭の勝因は?
特集名:超難関中学に合格した129家族インタビュー
灘、桜蔭、開成、筑駒。中学受験にうとい私だって知ってます。
合格する子はどんな子?親はどんな人?一挙129家族がフルネーム&写真つきで掲載されています。
みんな結構オープンなのね。
写真の印象。普通の子たちです。意外とメガネ率が低いです。
親御さんはさすがにちゃんとしている雰囲気。
面白いのが「夢中になっていること」のアンケート。
灘や開成、筑波大駒場の男子たち → 野球・囲碁・ゲーム・折り紙・マジック・昆虫飼育 など様々。
桜蔭の女子 → 読書が圧倒的に多い。
開成で「ビー玉・プラステン」と答えた子。将来の夢は「数学者」だそうです。頭の中、すごいことになっているんでしょうね。
受験直後に「夢中になっていることは何?」と聞かれて、いくつものことを即答できるのはいいなと思います。
空手黒帯という子もいて、まさに文武両道。難関校に受かる子は勉強だけじゃないんですね。
合格する家族にはそれなりの理由がある
特集名:お宅拝見!今日からマネできる工夫がいっぱい 合格家庭の秘密を大公開「わが子を支えた母の技は?」
どんな家に住んでるの?どうやって支えたの?
気になります。
1家族目。灘中・洛南合格の男の子。
くじけそうになった時に支えてくれた塾の先生との熱いやりとり。応援の言葉が書かれた鉢巻。母の手作りのお守り。
賢い子でもここまで追い詰められるのかと驚きます。恐るべし中学受験。
この子のお母さんの言葉がとにかく素敵。
花を育てるように子育てをしています。
花を育てるとき、水と栄養を与えたらあとは見守るしかできないですよね。中学受験も一緒。自分のペースで伸びていくのを見守るのが一番なのかと思います。
名言です。
2家族目は桜蔭合格の女の子。お兄さんは筑波大附属駒場高校。
暗記に苦戦して、親が結構サポートをしたそう。
暗記か〜 我が家の息子はどうなのだろう。
パッと覚えてしまうこともたくさんある。興味がある歴史は驚くほど頭に入っています。
しかしADHDの特性上ワーキングメモリの発達に偏りがあり、暗記学習は工夫が必要かもしれません。
3家族目の開成中合格の男の子もなかなか熱血。
「開成に合格しました」「支えてくれてありがとうございました」などと書かれた手作りコルクボードを受験1年前に作成。気持ちをもりあげていったそう。
『夢や願い事を完了形で具体的に書いて、目に触れるところに貼っておくとかなう』と何かで耳にし、息子と楽しみながら作ってみました。(お母さん談)
ちなみにお父さんも開成中出身。サラブレッド!
勉強は本人とサピックスに任せ、家庭ではメンタルのケア・サポートに集中。
受験前にはグルテンフリーを試みたそうです。
食事、栄養、体調管理・・・大事!
4家族目は、筑波大附属駒場・開成・灘、すべて合格した男の子。
家族が力を入れたのが「家族旅行」。
旅行先の土地、場所を感じて体験したことが学習につながっていって地理が得意になったとのこと。
このご家族にかかれば毎日の一つ一つが深い学びになるのでしょう。
難関校合格のご家族には周りに流されないそれぞれの信念が感じられました。
一気にここまで読みました。
登場する子たちは、トップの中のトップレベルの子たちです。
本を読みながら、息子は超難関中学を目指すんだっけ・・・とわからなくなってきました。
いや、目指せるならもちろん目指しますが。
少しずつ中学受験のことがわかってきました。
こちらにつづきます。
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<1章 合格家族編>
- 忙しい親ほど子供は伸びる!?共働きの悩みすべて解決します
- 「算数ができる子のママ」には、素晴らしい特徴が2つある
- オール公立中高一貫校、有名大学合格者数一覧
<2章 合格家族編>
<3章 学校選び編>
読み応えあります。
