軽度発達障害(ADHD)と中学受験

軽度発達障害(ADHD)と中学受験

このブログのテーマは、「ADHD」と「中学受験」です。

ADHDと診断されている長男のサポートをどのようにしていくか。そして、彼の中学受験をどのように考えていくか。

この2つがテーマになっています。

中学受験を自然に意識する環境

長男は都内の公立小学校に通っており、クラスメイトの大半が中学受験をします。

 

本当に学歴意識の高い家庭は私立小学校に行ってしまうため、保護者の雰囲気はおおらかです。低学年から塾に行く子もそこまで多くありません。

ただ、いわゆる新四年生のタイミングからは、ガラリと変わると聞いています。

 

このような環境ですから、子どもたちも中学受験を自然と意識するようになります。

上にきょうだいがいる子たちから情報が入ってきますし、多くの子どもが、「中学受験はするものだ」と考えているようです。

 

長男は小2くらいまで、中学校は試験に合格しないと入れないものだと思っていました。

「テストを受けなくても入れる中学校もあるよ」と教えると、拍子抜けしたような顔をしていましたね。

中学受験に対する方針を定める

我が家では、中学受験に対する態度をこのように決めています。

  • 中学受験はしなくても構わない(子供に判断させる)
  • 受験をしなくとも、同等の勉強はやってもらう
  • 中学受験をする場合は、国公立だけを対象にする
  • ただし最高レベルに合格した場合は私立も可とする

中学受験はしなくとも勉強はやってもらう

幸い地元の公立中学校がなかなか評判もよいため、中学受験をする・しないの判断は子供に任せるつもりです。

ただ子供は友達に影響されやすいので、「あの子がやるなら俺もやる」と言い出す可能性はとても高いはずです。

 

そのときに間に合わないのはかわいそうなので、中学受験に対応できる勉強はやってもらいます。

受けられるのは国公立か最高レベルの私立だけ

また我が家には三人子供がいるので、制限をかけるのは申し訳ないですが、経済的な理由から原則として国公立のみを受験対象にしてもらいます。

国公立なら偏差値は一切気にしません。自分が興味を持った学校に入れればいいな、と思っています。

 

ただし、偏差値最高レベルの学校に合格できる実力を子供が身につけたときは、親がなんとかがんばって私立にいかせてあげたいと考えています。

これはもう投資ですね。見返りは求めない投資です。偏差値で切るのはおかしいとも思いますが、、、そう決めました。

 

なお、ここでいう最高レベルというのは、開成や麻布、渋谷教育学園渋谷(渋渋)くらいまでを指しています。今の学力ではまったく届かないところです。

また慶応や早稲田のような大学付属校は対象にしません。中学校から大学までを私立で通すことは、我が家の家計状況(と三人の子供)ではかなり厳しいものがあります。

 

近年、国立大学の学費も相当上がってきてしまいましたが、それでも私立とは差があるので。我が家はあくまで国立狙いです。

我が家の子供たちには、ここまではっきり伝えた上で、各自で考えてもらいます。「トップでなければ私立は駄目だよ」と言うのは切ないですが、、、。

ADHDであること

もう一つの「ADHD」ですが、もちろんこれは中学受験と直接関係があるわけではありません。

 

ただ、長男は小学校に入学した直後にADHDが原因で勉強でかなり苦労し、それを二年近くかけて克服してきたという経緯があります。

今では勉強にはかなり自信を持っており、学校の授業から半年-1年くらい先取りしている状態です。

 

決して勉強が大好きな子供ではありませんが。。。彼の勉強に対するモチベーションを保つためにも、中学受験という目標があるのは悪くないと思っています。

他の人と変わらない、というつらさ

ADHDに限らず、軽度発達障害というのは扱いが難しい。実際にADHDの子供を持つ親として、強く感じるところです。

違いがわかりにくいのです。

 

見る人が見れば定型発達との違いはわかるのですが、普通の人にはまず見分けがつきません。

もちろん軽度発達障害といってもその症状・特性は様々で、一概に言えるものではありません。ただ、人それぞれの個性と言われれば、その程度に収まるレベルの人はかなり多くいます。

我が家の長男は週に数時間ほど通級に通っていますが、事情を知らない方からは、「まったく問題ないように見えますけど」と真顔で言われることもあります。

 

実は、父親の私も同じように考えていたことがありました。単に個性の違いだろうと。

しかし長男が小学校に入学してから考えがすこし変わりました。彼なりの生きやすい・生きづらい環境があり、そこに合わせていくのはなかなか大変なんだな、、、ということに気づかされたのです。

 

これから本人が成長し、ある程度社会に合わせていくことは可能だと思います。まだ小3ですし、これからどんどん変わっていくでしょう。

一方で、定型発達の子供にくらべて、得意・不得意のデコボコが大きいという長男の特性は、これからも本人が付き合っていかなければいけないのかな、と感じます。

 

ただ、その違いはとても見えにくい。他の人と一見変わらない。でも確かに違う。これはこれでなかなかつらいものです。

将来の選択肢をすこしでも広げるために

言い換えると、定型発達の人に比べて、自分の能力を発揮できる場所をしっかり見定めて、そこを目指していく必要があります。

だから選択肢はできるだけ幅広くもっておいたほうがいい。今長男と一緒に勉強をしているのは、そして中学受験を視野に入れているのは、その選択肢を広げるためです。

 

選択肢を広げるために中学受験をするという主張には反対意見もあると思います。親の私達も迷うこともあります。

ただ、上で書いたように、長男自身が苦手な勉強をがんばって克服してきたという達成感。そしてそこで得た自信をすこしでも生かしてあげたい。そう今は考えています。

だから、このブログのテーマは「ADHD」と「中学受験」なんです。

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