子供のことを発達障害と認識したのはいつ?

子供のことを発達障害と認識したのはいつ?

息子は小さい頃から言葉が達者な子でした。

電車やキャラクターをすぐに覚える記憶力もありました。

ちょっと運動は苦手だけど体を動かすのは好き。お友達のことも大好き。周りの子と変わらないと思っていました。

うちの子が発達障害?半信半疑だった幼児期

3歳児までの健診で発達の遅れや障害を指摘をされたことはありませんでした。

しかし、年中クラスあたりから先生に「集団の動きにおくれる」「散歩の時に、注意散漫でみんなと同じペースで歩けない」「話し合いの途中で寝転んでしまう」というような話を聞くようになりました。

 

当時は、みんなと同じじゃなきゃいけないの?話し合いがつまらないからじゃないの?と、さほど気にせず先生の言葉を受け流していました。

しかし就学を控えた年長の夏、このままだと息子が小学校で苦労するかもしれないと言われ、発達専門のクリニックを受診。

 

年長の夏〜就学前にかけて、クリニックの受診・家庭支援センターとの面談・臨床心理士が園にやってきて巡回観察・WISC検査等、めまぐるしく息子の発達に対しての調査をおこないました。

そして、自治体が出した結果は「サポート教員をあてることが望ましい」

 

少しショックでした。

みんな心配しすぎじゃないの?と思いました。

夫と相談し、進学する先の学校にこの結果は連携しつつ、最初は様子を見てみようと入学時は通常学級のみで通級学級には属さないことにしました。

小学校入学で直面した、息子の生きづらさ

ピカピカの一年生。一人で学校に行く姿は頼もしく見えました。

学校どう?と聞くと、「うん普通〜」の言葉。

やっぱり大丈夫なんだ、とホッとしたことを覚えています。

 

しかし、この安堵が勘違いだったのです

 

はじめての授業参観。息子の様子はひどいものでした。

全く授業に参加できていない。常に横向きで姿勢が悪い。態度も悪い。

教室の一番後ろの席で、私の近くにいたので何度も「ちゃんと前向いて」と言いましたが、余計態度は荒れていました。

 

悲しいような悔しいようななんとも言えない気持ちで教室をあとに。

でも、もしかしたらはじめての参観で浮き足立っていたのかもしれないとも思っていました。

担任との面談で現実をはじめて知る

その後、担任とはじめての面談。

 

この前の参観は少しびっくりしました。たくさんの人がいると緊張するタイプなのでそういう面もあった気がします。

そう言うと、担任の先生は少し笑みを浮かべて「いえ、いつもと同じくらいでしたよ」と言いました。

お母さん、息子さんちょっと今の状態だと厳しいかもしれません

 

そんな言葉を受けて、ダダーっと涙が落ちてしまいました。

先生との面談で涙が出たのはこの1回きりです。それくらいこの面談はショックでした。

 

何がショックって、息子がそんなに大変な状態なのに全く気がついてやれていなかったこと

学校どう?「うん、普通〜」という言葉を真に受けて、何もケアしてやれなかったこと。

 

先生も前向きに、息子が生活しやすいように支援をすると言ってくれました。

その時に、通級学級での指導を週1回うけることに決めました。

子供はヘルプをうまく出せない

思えば、いろいろサインは出ていました。

 

学童に迎えに行くと、いつも私に対して荒れた言動をしていました。

ノートをちゃんと見ると、ほとんど書けていませんでした

1か月ちょっと前に新品だった筆箱には落書きがたくさん。鉛筆はかじってぼろぼろ。

 

なぜもっと早く気がつかなかったんだろうと思うけれど、親も子もはじめての小学校。みんなそんなものかな?と思っていたのかもしれません。

その後、再度発達専門のクリニックに通院もはじめ、ADHD児としてどう学校生活を送っていくか、考え始めました。

うちの子を発達障害って決める必要があるの?

知的な遅れをともなわない発達障害は、判断の基準が難しい。

 

息子みたいな子、昔からクラスに1〜2人はいた。あなたは発達障害ですというラベリングが本当に必要なの?と思ったこともありました。

環境によって、生きやすさは違ってくるとは思います。

ただ、周りが当然できることが自分にはできないという劣等感。なぜか自分ばかりが叱られるという気持ち。そういうものを親が思っている以上に溜め込んでいる。発達障害の理解を深めることは、そんな子供の気持ちを親子で早めに共有するための助けになります。

 

最近は就学前の自治体による巡回も強化されているようで、健診や園で「発達障害では?」と指摘をされる保護者も多いと聞きます。

私の周りでもこの子は違うでしょ・・という子も要観察とされてどうしてうちの子が!と憤慨するお母さんもいます。

でも、自分からヘルプを出すことが難しい幼児だからこそ周りが気がついてあげないといけないんですよね。

発達障害の子にとって一番怖い二次障害を防ぐためにも、就学前の早い段階でトレーニングや対策、気持ちのケアができることはとても有益。本人の困り度合いによりそい、いろいろな専門家と連携していけるようになればいいなと思います。

 

そんなわけで、息子のことを発達障害としてきちんと認識したのは小1のはじめです。

気がつくのが遅かったと思います。だから小1の夏は本当に大変でした。

その話はまた後ほど書いてみたいと思います。

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